BBC"Sound of 2020"候補に選出され、〈Warp〉との電撃契約も大きな話題となった次世代UKロック・シーン最大の注目株【Squid】がデビュー・アルバムをリリース!


多くのブレイクアーティストを輩出するBBC【Sound of 2020】候補に選出され、〈Warp〉との電撃契約も大きな話題となり、デビューアルバムリリース前に<SUPERSONIC 2020>への出演も決まっていた次世代UKロック・シーン最大の注目株【Squid】が、遂にデビュー・アルバムをリリース!



大学在学中の2015年にイギリスのブライトンで結成された、オリー・ジャッジ (ドラム & リードボーカル)、ルイス・ボアレス(ギター&ボーカル)、アーサー・レッドベター(キーボード、弦楽器、パーカッション)、ローリー・ナンカイヴェル (ベース&ブラス)、アントン・ピアソン (ギター&ボーカル)から成る5人組バンド。


アンビエントとジャズという共通の趣味で意気投合し、メンバーの中には、ファンクやソウル主体のグループに参加して活動する者もいるなど、徐々に興味の幅を広げ、また演奏技術を磨いているうちに、いつしか1970年代ドイツのクラウトロックの要素が、すでに多彩なジャンルを網羅していたバンドのスタイルに加わり、掴みどころのない、幻惑的で、どこまでも広がっていくようなグルーヴを纏った現在のサウンドに。


1stシングル「Narrator」のMVは、バンドのパフォーマンス と仮想現実世界が見事に融合した本映像は、VFXや3Dアニメを得意とする映像作家フェリックス・ジーン (Felix Geen) が手掛けています。


バトルスやチック・チック・チックなど、一筋縄ではいかないロックバンドが所属する〈Warp〉からのリリース。

こういうロックバンドを待っていた!感が溢れ出す一枚。



このアルバムでは、架空の都市の風景を作り上げた。それぞれの楽曲は、その世界に存在する場所や出来事や建造物を描写しているんだ。この都市は実在の場所ではなく、虚構と電脳世界に存在するものだけど、僕たちが暮らす現実世界の明確な特徴を模倣している。言わばディストピアそのものであるイギリスの都市の風景だ。小説家ダグラス・クープランドによる、我々は『極限の現在』を生きているという見解、それから評論家マーク・フィッシャーによる、過去を亡霊に見立てる憑在論的音楽や未来が静かに抹消されているということに関する記述を読んだおかげで、自分たちは長年、未来を偏重するディストピアそのものの環境で生きてきたのだと実感したんだ。

- オリー・ジャッジ (ドラム & リードボーカル)




国内盤CDには〈Warp〉契約後リリースされた2曲「Sludge」「Broadcaster」が収録。



猛暑の中、キャリーが運営するロンドンの地下スタジオにて、ノイズを避けるためにエアコンまで切られた状態で、ある種狂乱状態でレコーディングされたという今作。

その熱量、テンションまでもが振り切れんばかりに詰め込まれた傑作です!

やはりどことなく、Battlesがデビューした時のあの感覚を思い出します。





Squid 『Bright Green Field』

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