東京を中心に活動しているエクスペリメンタル・フォーク・アーティスト【Satomimagae】が名門<RVNG Intl.>へ移籍して新作をリリース!


前作『Kemri』 (2017)と前々作『Koko』(2014)共に人気だった、東京を中心に活動しているエクスペリメンタル・フォーク・アーティスト【Satomimagae】が名門<RVNG Intl.>へ移籍して新作『Hanazono』をリリース!


畠山地平が主宰するレーベル<White Paddy Mountain>からリリースされた過去2作品は、畠山自身の創作でも見られるテクスチャーを取り入れながらも、Satomimagaeのアプローチは常に従来のフォークの様式の外へと向けられている。彼女の幼少期の思い出や無邪気さを原点とした”音楽を作ること”に対する彼女のスタンスが窺える。



『Hanazono』に収録されている曲はそれぞれシンプルなテーマ、対象物、イメージに沿って作られており、そのときどきに合わせて揺れなびく花のように、何層にも重なった温かみのあるシンプルなメロディーが生まれている。鳥の鳴き声やURAWA Hideki(今アルバムではミキシング/プロデュースも担当)によるエレキ・ギターが加わり、まるで広大な大地を包む音の天空が広がっている。



彼女のこれまでのパーソナルで内観的な趣からの変化が表現されており、孤独、繊細さを聞き取ることが出来ると同時に、外の世界に対しても共鳴する、繊細な光のバランスのようなものが垣間見れる。目を大きく見開いてこの世界を見渡し、自分がその世界の一部であるような感覚があるのだ。それは青々と生茂る音の草原はフォークテールのレリーフ画さながらのアルバム・カバーにも反映されている。




Satomimagae『Hanazono』

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