いよいよその謎めいたベールを脱いだ話題沸騰中のバンド【yahyel】の世界。

2016年の初め。

<日本人アーティストがロンドンでのツアーで「ROUGH TRADE EAST」でインストアライブ、さらには「BIRTHDAYS」でライブ!?>


この情報だけで【yahyal】というバンドの詳細は謎めいたまま噂が広がっていきました。

Youtube、Soundcloud上で日本人離れした楽曲と映像だけが公開され限定リリースされたアナログ盤の音源もほぼ入手不可能な状態。

日本でもライブを開始した彼らのライブを目の当たりにした人たちは「yahyelやばい。。」と絶句にも近い印象。

フジロックフェスティバル〈Rookie A Go Go〉に出演し、METAFIVEのワンマンライブでオープニングアクトを務めるなど、1年近くもの間、音源が一般に届かない状態でそのすごさだけが先行していました。


そして遂にyahyalの1stアルバムが発売!


yahyel 「Flesh and Blood」

Suchmos、D.A.N.、The fin.、WONKと新しい感性が次々と登場する音楽シーンに更なる才能が誕生するということになりますね。


2015年3月に池貝峻、篠田ミル、杉本亘の3名によって結成。

古今東西のベース・ミュージックを貪欲に吸収したトラック、ブルース経由のスモーキーな歌声、ディストピア的情景や皮肉なまでの誠実さが表出する詩世界、これらを合わせたほの暗い質感を持つ楽曲たちがyahyelを特徴付ける。

2015年5月には自主制作のEPを発表。同年8月からライブ活動を本格化し、それに伴いメンバーとして、VJに山田健人、ドラマーに大井一彌を加え、現在の5人体制を整えた。映像演出による視覚効果も相まって、楽曲の世界観をより鮮烈に現前させるライブセットが話題に。

一連の映像を手掛ける映像メンバー山田健人は映像作家"dutch_tokyo"としてSuchmosや篠崎愛、tempalay、umber session tribeやYogee New Wavesなど、東京の今のバンドシーンをリードするアーティストたちのMVを多く作り出している。

ヒットに火を着けたこちらのSuchmos 「STAY TUNE」のMVも彼の作品!

まさに最先端インディーシーンの音と映像を表現するアーティスト集団【yahyel】


『AKIRA』や伊藤計劃、ジョージ・オーウェル『1984』、『マトリックス』をインスピレーションに、ディストピア性を押し出した本作『Flesh and Blood』には、全10曲を収録。シングルとしてリリースされた「Once」や、昨年自主制作でリリースされた楽曲も、アルバム用に新たにミックスされたアルバム・ヴァージョンとして収録されている。マスタリングは、エイフェックス・ツインやアルカ、ジェイムス・ブレイク、フォー・テット、FKAツイッグスなどを手がけるマット・コルトンが担当。


Portisheadの名曲「Glory Box」のカヴァーも披露。

平均年齢22~23歳。

ネットで世界中のあらゆる音楽を吸収してきたこの世代が生み出す音楽は、日本人の感覚を大きく超えてそのセンス、才能が爆発している世代なのかもしれませんね。


yahyel 「Flesh and Blood」の詳細はこちら




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