私的永遠の名盤!
【Cake】の『Fashion Nugget』がLPでリマスター再発!
ずっと探し続けていた『Fashion Nugget』のレコードがなんと再発!
只今、CDの入荷は未定です。廃盤?という噂も。。
この作品は、昔CD屋になる前の学生の時にジャケ買いをした事から出会った一枚。
シンプルなのにめちゃアートなジャケットに惹かれて試聴。
「なにこれ!?誰だ?」
と、すぐにレジへ向かったのを今でも覚えています。
その後、チェーンのCDショップに入ってすぐに『Fashion Nugget』は国内盤でリリース。
(国内盤は惜しくも今は廃盤。)
まだペーペーだったにも拘らず
「これ展開したいです!」と直談判。
入荷日にほくほくと店頭演奏をしてたら、女性のお客さまから
「今かかっているの誰ですか?」と問い合わせが!?
小走りに「こちらです!」と案内すると「知らないバンドだけど良いですね~。」とお買い上げ頂きました。
その当時働いていたのは西友の中のCDショップ。
売れるものは有名どころと名盤が多かったお店でのこの体験は、のちにCD屋さんにどっぷりハマっていくきっかけになったきっかけでもありました。
そんな思い入れもあるカリフォルニア出身5ピースバンドCakeの歴史的名盤が今作。
カントリー、ホンキートンク、ブルーグラス、スワンプ・ロック、ラテンといったアメリカ・オリエンティッドなルーツ音楽を今の空気で蘇らせたオルタナティブ・ロック。
Motorcade of Generosity (1994)
Fashion Nugget (1996)
Prolonging the Magic (1998)
Comfort Eagle (2001)
Pressure Chief (2004)
Showroom of Compassion(2011)
今までに6枚リリースしている彼らの作品の中でも(もちろん全作品良いのですが)
今作2ndアルバム(メジャーデビュー1st)がかなりおススメです!
1曲目の「Frank Sinatra」や、グロリア・ゲイナーのダンス・クラシック「I WILL SURVIVE」のカヴァーはテレビなどでも使用されて耳にした事がある方も多いのでは?
もうアルバムが持つ全体の雰囲気や質感、さらにヘロヘロ感まで奇跡とも言えるくらいにうまくハマってる!
たまにある「あの雰囲気は他に無い」ってやつです。
(ストロークスの1stも同じ)
M④「OPEN BOOK」~M⑤「DARIA」~M⑥「RACE CAR YA-YAS」ら辺の流れも最高で曲順までもが最高なのです!
キューバのオスバルド・ファレス (Osvaldo Farrés) 作曲の1947年発表の有名曲「Perhaps, Perhaps, Perhaps」のカヴァーM⑨も。
アーティストにも好かれるバンドで、アーティストたちがこのジャケットのTシャツを着ているのもよく見かけます。
今のインディーロック・シーンにも影響を与えているこの作品。
「I Will Survive」のライブ映像がこちら!
音数がそこまで多くないのにこのグルーヴ感はただただカッコ良いの一言に尽きます。
同じ世代の方はもちろん知っている!という方も多いかもですが、チェックしていなかった方も、まだ生まれてなかったよ。。という方にもチェックして頂きたい。
少し土臭いのに何故かスタイリッシュという微妙な塩梅が堪らないのだと思います。
この作品はレコードで聴きたい!
と思っていても、なかなか新品で見かけることも無く、中古市場で2万円以上の価値になっていたりなので嬉しい再発。しかもリマスターです!
リマスターがどんな感じか心配していましたが、Cakeの『Pressure Chief 』、『Showroom of Compassion』のエンジニア Patrick Olguinがリマスターを担当。
実際聴いてみると、感動するような音質になってました。
完全生産限定ですので気になる方はお早めに~!
CAKE 『Fashion Nugget』(LP)
(リマスター&180g重量盤のアナログ)
裏ジャケデザインも好き。。。
CDでは、今のところの最新作(2011)が在庫があります。
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