!K7の看板アーティストとして知られるドイツ・ベルリンのミニマル・テクノ・グループBrandt Brauer Frickの創始者であるDaniel Brandtが人気レーベル"Erased Tapes"よりリリースされたソロ作。
2009年にベルリンでJan Brauer、Paul Frickと共に【Brandt Brauer Frick】を結成。
クラシックの楽器を使いテクノの流儀で演奏するような画期的なさせたサウンドで名門レーベル!K7で看板アーティストとして活躍する。
ヘッドライナーを努めるイベントを含め多くのフェスに出演し、2012年には代官山UNITで来日公演も行った。!K7から3枚のアルバムをリリース後、2016年にBecause Musicから最新作をリリース。
そしてErased Tapesからリリースされた今作がソロ・デビュー盤。
Daniel Brandt 「Eternal Something」
"まるでライヒ + ニルス・フラーム + バトルズを融合させたかのようなミニマル・クラシック・テクノ"と形容される今作。
その例えも納得な素晴らしい内容に!
本作は”シンバルでアルバムを作ろう”というアイディアからスタートした。彼は全てのタイプのシンバルを揃えて、森の中の小屋に3日間籠り制作に没頭したが、その後ピアノ、トロンボーン、チェロ、ドラム、アナログシンセを導入し、クラシカルなアプローチを取り入れつつ、Steve Reich等に通じる壮大かつミニマルなトラックを作り上げた!
クラシックから派生した弦楽器/ピアノの演奏に、テクノ通過後のミニマルなトラック、それはバンド名義Brandt Brauer Frickの楽曲にも匹敵する構築であり、意図しないことろから発生したにもかかわらず傑作となった彼のソロ・デビュー作は必聴です!
Daniel Brandt 「Eternal Something」
新作『Channels』はこちら!
最近の"Erased Tapes"のリリースが少しづつ変化してきた気もするし、今後も要注目です!
<こちらも要チェック!!>
Douglas Dare 「Milkteeth」
"Erased Tapes"よりリリースされた英国ロンドンのピアニスト/シンガーソングライターDouglas Dareの3rdアルバム。
フォークトロニカの祖 Tunng、Laura Marlingとのコラボデュオ LUMPで知られる Mike Lindsayをプロデューサーに迎え、オートハープをメインに制作された作品。
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