グレゴリオ聖歌やルネサンス音楽をメインレパートリーとしている、東京出身の幼なじみで結成された9人の女子聖歌隊 カントゥス。（ラテン語で「歌」）
2007年リリースの『ハルモニアの娘』から10年。坂本龍一、坂本美雨、フィッシュマンズ、中島ノブユキ、haruka nakamura ら錚々たるミュージシャンたちとの共演を経て完成した今作は、「アルバムを聴いた人たちの１日が浄化されますように」という思いが込められた『オディエ』（ラテン語で「今日」）と名付けられました。
CANTUS
オディエ
とある教会にて１日で録音。トラディショナルな聖歌に加え、阿部海太郎作曲の「Sanctus」やharuka nakamura によるリミックス曲も収録の全12曲は、教会音楽を美しく切り取るためのバランスを考慮して選曲。11曲目には ARAKI shin がサックスでゲスト参加。
「教会音楽」「宗教音楽」というと、少し縁遠く感じてしまう人もいるかもしれませんが、「響きの美しさ」を追求したという、清々しい透明感と包み込むような温もりに満ちた至高の歌声は、ジャンルの枠を超えて聴く人のこころを優しく癒してくれるはず。
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今作リリースを祝して、坂本美雨、haruka nakamura よりコメントも寄せられています。
『幼い頃から培われた透き通った歌声、 それを発しているのは、これまで人生の様々なことをくぐりぬけてきた女性たちだ。 彼女たちは歌うことに救われ、歌の中で周りと溶け合い、許し合い、生きる喜びを感じてきたのだと思う。彼女たち自身を救ってきた歌の存在に、私たちもまた包まれ、救われる。 （そして、こんなに無垢な白ワンピースが似合う30代女性たちはめったにいません！）』（坂本美雨）
「The Water Is Wide」/ 坂本美雨 with CANTUS (Music Video)
『この響きこそ彼女たちの存在証明であり、 本当の意味でCANTUSのデビューアルバムだと、あの日、教会での録音に立ち会いながら強く感じていました。一人でも多くの人に、この響きが届きますように。』(haruka nakamura）
光 haruka nakamura PIANO ENSEMBLE feat.CANTUS (Official MV)
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