エモ、アパラチアン・フォークからミニマル・ミュージックまで様々な出自を持つロンドンの8人組即興音楽集団【caroline】が名門レーベル<Rough Trade>よりデビュー盤をリリース!
2020年にロンドン北部にある廃プールで撮影されたというライブセッション映像を公開。
音源リリースが何もないバンドのその即興ライブ映像は、8人組バンドであるという事だけで謎のまま話題となっていました。
<Rough Trade>創設者のジェフ・トラヴィスの目に留まり、2020年3月にデビュー。
シングル「Dark blue」たった1枚でAIMアワードの「Ones To Watch(注目されるべきアーティスト)」にノミネート。
そして、遂にデビュー・アルバムをリリース!
キャロラインは2017年初め、3人編成のバンド(ジャスパー・ヒェウェリン、マイク・オマリー、キャスパー・ヒューズ)として始まり、当初は即興セッションを毎週行いながら発展していった。バンドメンバーそれぞれが、米中西部のエモ、アパラチアン・フォーク、ミニマルなクラシック音楽、そして様々なタイプのダンス・ミュージックの影響や演奏経験を持つ。バンドを結成してから1年以上バンド名もないまま仲間内で演奏を披露し、数少ない持ち歌を繰り返し演奏してそれらを解体しては再構築し、バンドは徐々にステージに立つメンバーを増やしていった。
曲は余分なものが全くなくなるまで浄化され、限りなくありのままのサウンドを突き詰めている。彼らの基本的なアプローチとしてエフェクトは全く使わず、ポストロックのありきたりな手法を避けるためにギターペダルの代わりに、“静寂”や“間”を使い、オーガニックなサウンドやアコースティックな楽器のテクスチャーを使用している。
ブラック・ミディやランカム仕事も記憶に新しいジョン・スパッド・マーフィーがミックスを担当。
The Cinematic Orchestra、Jaga Jazzist、Bell Orchestreなど、音楽IQが高めの才人が集まって音楽を作り出すと何とも形容しがたく、今までにない音楽が生まれだす。
そんな音楽と出会った瞬間って、テンション上がりますよ!
0コメント