アパラチアン・ミュージック、アイリッシュ・フォークなどの伝統音楽をベースに、独創性の高いアイデアで実験的な音世界をに展開するシンガー・ソングライター&マルチ・インストゥルメンタリスト、サム・アミドン。自身のオリジナル楽曲のみで構成されたフル・アルバム、通算6作目をノンサッチよりリリース!
Sam Amidon
The Following Mountain
3年ぶりとなる今作は、Brian Eno や Regina Spektor との仕事で知られる Leo Abrahams と、サムの長年のコラボレーターであり、Lou Reed や Tom Waits らと共演してきた Shahzad Ismaily(最近ではアイスランドの才女JFDRのデビューアルバムもプロデュース)との共同プロデュース。前作では Bill Frisell が全面的に参加していましたが、今作では60年代フリージャズのレジェンド Albert Ayler や Sonny Sharrock とも共演してきた鬼才ドラマー Milford Graves、Jimi Hendrix とも共演したパーカッショニスト Juma Sultan、サクソフォン奏者 Sam Gendel ら熟練の腕と経験を持つミュージシャンたちと、ブルックリンとロンドンのスタジオにて制作。
エレクトロニック・ビートの導入やフリージャズ的なインプロビゼーションもありながら、ルーツを匂わせるシンプルでフォーキーなサウンドと、変わらず癒しをくれるサムの包容力のある歌声が心地いい。曲順のバランスがアルバムにメリハリを与えているようでおもしろいです。まさにサム・アミドンの新境地!
モアレコでは「ICELANDia」さんとのコラボがスタートしてますが、Bjork や mum ら手掛ける名プロデューサーValgeir Sigurdsson 主宰のアイスランドのレーベル Bedroom Community 時代のサム・アミドンの2008年作「All Is Well」のポストカードが入ってました。こんなかんじ。
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