90年代後期に多くを魅了した"The French Touch"ムーブメント。
Soul、Jazz、Latin、African musicをエレガントなエレクトロニクスと融合してクラブや世界中のパーティーで鳴りまくった時代。
St. Germain、Laurent Garnier、Daft Punkなどなど多くのアーティストが人気に。
【Llorca】ことLludovic Llorcaもその一人。
16年前にリリースされたこちらの1stアルバム『New Comer』が世界的な大ヒット!
フランスが生んだ巨匠 Laurent GarnierとEric Morandが主宰、Laurent自身をはじめ Scan X、Lady B、Mr. Oizo、Alexkidといったフランス出身アーティストを中心にリリース名門のテクノ / ハウス系レーベル <F-Communications>からリリースされた今作。
中でもNicole Grahamをフィーチャーしたこちらの楽曲「Indigo Blues」が大ヒット!
当時は多くのアーティストやDJがプレイ、ミックスCDにも引っ張りだこの楽曲でしたね。
個人的にも大好きな曲でよく聴いてたな~
そんな【Llorca】の16年ぶりの作品。
しかも、クラブジャズやハウスミュージックからは離れ、ファンキーソウルな作品をリリース!
Llorca 『The Garden』
スペイン国境に近くフランスの深い南にあるオクタン地方に自宅を構え、パリの喧騒から遠く離れたLlorcaは個人の芸術的成熟度を表現するために時間を費やし今作を制作。
『New Comer』で聴かせたクラブジャズから一転、ファンク&ソウルな作品に!
古典をサンプリングするのではなく、ゲストヴォーカリストを迎え全く新しい曲を作り出しています。
Marvin GayeやStevie Wonder、Jackson 5等への敬意を感じるトラックが並ぶ今作。
90年代のアシッド・ジャズ風味の楽曲とフレンチテイストを融合。
Llorcaの新しい一面、本質を感じる作品です!
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