イスラエル出身、1981年生まれのピアニスト、【Yaron Herman(ヤロン・ヘルマン)】の通算7作目、名門"ブルーノート"からは2作目となる今作。
Yaron Herman 『Y』
バスティン・バーガーをベースにジヴ・ラヴィッツをドラムに迎えた新しいトリオでの初作品。
16歳の頃からピアノを始め、哲学、数学、物理学を基にしたメソッドでよく知られるオフェール・ブライエの下で修業。現在はフランスで活動中。
ピアノ、ベース、ドラムを軸に、エレクトロニクスやプログラミングも取り入れて制作され、3人のヴォーカリストが参加。
フランス人のシンガーソングライター、-M-(マチュー・シェディッド)、フランスのソングライター、ドリーム・コアラ、UKのブルース・ロック・バンド、ホークスからジャズ歌手に転向したヒュー・コルトマン。
ジャズ、ポストロック、エレクトロといったジャンルに、彼が影響を受けたアーティスト、Sufjan Stevens、Steve Reich、Keith Jarrettの要素を混ぜ込んだようなサウンド。
こちらは、Radioheadの名曲「No surprises」のカバー映像!
Yaron Herman『Y』
最近、この手のハイブリッドなジャズ・サウンドがイスラエルから誕生しています。
イスラエル出身のアーティストがNYやフランスなど他国に移り生み出す新進気鋭なジャズサウンドは5年前位から目立つようになってきました。
こちらのイスラエル出身、現在はニューヨークで活動するピアニスト【Nitai Hershkovits】もその一人。
艶やかでシネマティック、ジャズ×ビート・ミュージックが素晴らしい傑作です。
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