アレックス・ソマーズと共にヨンシーを支える俊才、ウルヴル・ハンソン。
ソロとして2枚目となるアルバムが今作『WHITE MOUNTAIN』
ノイズ・バンド、Swords of Chaosのメンバーでもあったウルヴルだが、前作のソロ第1弾では名義をKLIVE (クライヴ) と名乗り、地元レイキャビックのレーベル、キミ・レコーズ、さらにボーナス・トラックを追加してヨーロッパではミル・プラトー (ヴァーティカル・フォーム) からリリースしたが、本作は名義を本名のUlfur (ウルヴル) に変更。
ストリングスや管楽器、ヴィブラフォン等、様々な生楽器の音色に水の跳ねる音や動物の鳴き声等、趣向を凝らしたサンプリング・ソースをレイヤーし、幻想的なアンビエント・サウンドを構築。
ゲスト・ミュージシャンは、ムーム、ベンニ・ヘム・ヘム作品の常連、オーラヴル・ビョル・オラフソンがドラムやヴィヴラフォン、パーカッションを担当。ビョークのアルバムにも参加するシグルン・ヨンスドッティルがクラリネットで、マウンテン・マンのメンバー、アレクサンドラ・サウザーモニングもボーカルで参加。さらにレイキャビックで唯一のヴァイオリン専門店を営業するリペア職人もチェロで参加する。ミックスは前出のアレックス・ソマーズ、アートワークは「21世紀のひとりヒプノシス」とも言われ、ヨーロッパで注目されるグラフィック・デザイナー、タチアナ・プラコヴァが担当。
アイスランドの自然の息吹を閉じ込めたような壮大でオーケストラルなサウンドスケープはモアレコのロングセラー作品です!
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