ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーのプロデュースで知られ、日本でも真鍋大度とのコラボなどで人気を集めるLAの重要プロデューサー【Nosaj Thing】の新作!
前作『Parallels』から5年の間に、ノサッジ・シングは家族の健康問題や家の改築など、人生の岐路に立たされる中で、レコーディングを行った。制作中、ノサッジ・シングはヒップホップの著名な写真家、エディ・オットシェールの写真を参照した。それはスコットランドの西ハイランド地方にある人里離れた場所で夕暮れ時のオープンロードを撮影した写真で、映画のような、見る者に先の見えない道を進むようにと懇願する写真だった。それにインスピレーションを得た彼は、ヒップホップ、ジャズ、ソウル、アバンギャルドなど様々なフィールドで活動する友人やアーティストを集め、本作を作り上げたという。
まずは、参加アーティストの豪華さに脱帽。。
Duval Timothy
Toro y Moi
Kazu Makino (Blonde Redhead)
serpentwithfeet
Sam Gendel
Julianna Barwick
Panda Bear
Coby Sey
Mike Andrews
Slauson Malone
Pink Siifu
Eyedress
結果生まれた作品は、90年代後半のMTV、エレクトロニック、ダウンテンポ、ヒップホップの名作が生み出された黄金時代を彷彿とさせる作品に。
Julianna Barwickをフィーチャーした「Blue Hour」は、まさに一音目から90年代後半のMassive Attackを彷彿とさせます。
ちなみにHYUKOHは、ファンであった母親を通じて知ったそうです。
作品全体を包む映画音楽のようなサウンドスケープと、ノスタルジックな雰囲気を纏い、特別なムードを生み出すエレクトロニックなサウンドが展開。
個人的には、Nosaj Thingの最高傑作!な作品です。
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