Tychoの盟友であり、坂本龍一とのコラボレーションなどでも知られるサンフランシスコのアーティスト【Christopher Willits】の新作。
変化と挑戦の時期に作曲されたこの作品のアイデアは、岐阜の寺院でギターの即興演奏を録音した際に初めて浮かび上がったといい、これまでで最もパーソナルで洗練された作品。
2020年にカリフォルニアのレコーディング・スペースにて作業を再開し、カスタム・ムーグ・ギター、ベース・シンセ、ベース・ギター、フィールド・レコーディング、声を活用し、カンザスシティとハワイの家族の元に滞在しながら本作を完成させた。
「この音楽は、スローダウンし、感じ、癒すためのツールです。」とウィリッツは説明し、空間的で没入感のあるサウンドで、聴き手の心が処理しようとする本質的な欲求を音に導くように誘っていいる。
極上のアンビエント・ミュージックで、どこか懐かしく、遠い風景の記憶を思い浮かべさせるような音体験。
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