タイムレスなメロディーとスモーキーな歌声、アンニュイな空気をまとった本格派ビンテージサウンドでモアレコでも人気となった【Molly Burch】の2ndアルバムが到着。
前回に続いてMac DeMarco、Wild Nothing、DIIVら擁するNYの名門<Captured Tracks>からのリリースとなった今作。
ジャズから学んだボーカルスタイルと60年代のポップソングから影響を受けたビンテージ感は新作でももちろん健在。
ライター/プロデューサーの父とキャスティング ディレクターの母の元、ハリウッドのミュージカルとパッツィ・クライン、ビリー・ホリデーやニーナ・シモンなどの音に囲まれて育ったMolly Burch。
両親のもとL.Aで過ごした後ノースキャロライナ大学でジャズ・ボーカルを学ぶ。歌う事だけでなく作曲にも取り組んだ彼女はより多くの刺激を受ける為にオースティンに移り住む。
Molly Burch // Wild
彼女の作るサウンドの根っこはそういった生活環境から来ているのでしょう。
恋愛/壊れた友情関係/兄弟との関係/多くの不安など自身によって書かれた楽曲は身近なテーマが多いのですが、やはり独特なサウンドとジャズボーカルを基礎とした歌声がその他のシンガーソングライターとは一線を画しているのかも。
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