久しぶりに衝撃を受ける音に出会いました!
テキサスの秘境レーベル<Dolfin Records>からリリースされる【FEAR GORTA】のデビューアルバム『FEAR GORTA』
情報としては、PitchforkがDirty ProjectorsとD’AngeloとAphex Twinを同時に引き合いに出すほどジャンルが分からなすぎる鬼才、Jon Bapをリリースするレーベルが一押しということ。
FEAR GORTAの詳細な情報はほぼ皆無。。
このサウンドだけ聴けば、誰?とか、どこの人?とかは要らないのかもしれません。。
出だしからいきなりAphex Twinを彷彿とさせる奇妙なリズムのドラムンベースが炸裂するこの曲。
しかしながら、ヴォーカルがヴォーカルとして主張してくる謎。
テクノ、ドラムンベースかはたまたシンガーソングライターなのか?
曲自体がさらに謎を呼びそうです。
ただ言えるのは。。
頭が「衝撃」を受けているのは間違いない。
音楽を聴いてドキドキするような感覚。
他の曲はどうなの?と聴いてみると、やはり「歌」を中心に持ってきており
あくまでシンガーソングライターということなのか?
ますます謎が深まります。
サウンド面でも、先ほどのバキバキなドラムンベースではなく、ジャズ要素とヒップホップの要素を掛け合わせたような「メロウ」とも言えそうな不思議な感覚。
と、思って他の曲も聴いてみると。。
完全に分からなくなるほど「歌い上げています。。」
まるでフォーク、カントリーのような完全な歌もの。
この3曲を聴いた時点で、素性やジャンルを考える事をやめて純粋にその「音」を楽しもう!
と考えた瞬間からゾクゾクするような体験に変わってきます。
Bandcampでリリースされているシングルのアートワークも謎。
音楽を聴いて「壊れててヤバい!」と思う感覚は、2000年代初めに先駆者たちが作り上げてきた音楽の流れを一変させてきた作品の登場時に似ています。
それこそアニコレやダーティープロジェクターズの登場時にも感じたそれに近い感覚。
「衝撃的」なサウンドを聴いて、単純に「熱くなる」
この感覚が久しぶりな気もします。
「良質な音楽」と「衝撃を受ける音楽」は似て非なる感じかも。
自由に音楽を作り、自由に聴かせることが可能な時代ですが、そういうのってイマイチ見えて来づらい。。
こういう音楽でワクワクするようなを衝撃を思い出させてくれる作品に、しかもちゃんとフィジカルで出会えることって今や奇跡とも言えるのかも。。
と強く感じさせられた作品です。おススメ!
ちなみに気になるジャケットですが、テキサスで開催される"ステートフェア"のアイコンである人形「Big Tex」が火災で燃えてしまった時の写真のようです。。
★モアレコ限定特典★
テキサスの謎多きレーベル<Dolfin Records>の
28曲!1時間越え!のスペシャルサンプラー!!!!
内容も濃いです!
【Track List】
1 . 「OMM」 Liv.e
2 . 「All For My Wifey」 KRYPTONYTE
3 . 「Queen Chimera Pt.1」 Jon Bap
4 . 「You Got It」 Jon Bap
5 . 「fold out chair」 FELIX
6 . 「blow up mattress」 FELIX
7 . 「LOVE」 KRYPTONYTE
8 . 「Change」 juuwah
9 . 「domelo ance」 FELIX
10 . 「quitalo」 ETON Y SU RUMBEROS
11 . 「Tired」 juuwah
12 . 「ateolate」 Lord Byron
13 . 「CEILINGSHIGH」 Liv.e
14 . 「my bronem」 Lord Byron
15 . 「Consequences」 RAMI
16 . 「Eight Six」 RPBGV
17 . 「wet dream」 rache
18 . 「Cock Roaches」 BLAQUE DYNAMITE
19 . 「beamin'」 Liv.e
20 . 「souw」 Lord Byron
21 . 「Veryberry Wine」 RPBGV
22 . 「RB」 RAMI
23 . 「plugged up」 rache
24 . 「call me」 FEAR GORTA
25 . 「nova」 RAMI
26 . 「Rudy's Chicken」 Lord Byron
27 . 「outter」 GHOUL5IVE
28 . 「edgin」 FEAR GORTA
0コメント