イギリス・ドーセット生まれ、ロンドン在住のマルチ奏者、ニコラス・パーマーのソロ音楽プロジェクト【Directorsound】が前作より3年ぶりとなる、通算7枚目のアルバム。
スウェーデンの音の魔術師Musetteらと一緒にレコーディングを行なった前作『Into The Night Blue』がモアレコで大ヒット!ロングセラーを記録したDirectorsound。
今作は再び1人オーケストラのスタイルで制作され、はじめての子供の誕生に対する喜びと愛を綴った、穏やかでスウィートな箱庭アコースティック・シンフォニーによる、音のラブレター的内容。
ギター、ピアノ、アコーディオン、バンジョー、ウクレレ、ツィター、オートハープ、ブズーキ、パーカッションなど、たくさんの生楽器を1人で演奏し(*Ian Halfordがドラムで数曲参加。)、古いジャズや映画音楽、エキゾチカ、ハワイアン、フォークなどの要素が1曲の中に万華鏡のように混在するダイレクターサウンド特有の箱庭アコースティック・オーケストラ的サウンドとロマンチシズムは健在ながらも、今までよりもレイドバックした、穏やかでゆったりと流れる曲調の楽曲で構成されています。
はじめての子供の誕生という複雑さも含む喜びの記録であり、もっとも特別な時間へ宛てたラブレターのような作品。
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