2016年にリリースしたデビュー・アルバム『VETUR』がモアレコでも話題、人気となった【VAR】の2ndアルバム。
幻想的なアンビエント、エモーショナルなフィードバック・ギター、静寂と激情を併せ持ったバンド・サウンドで、ネクスト・シガーロスと話題の氷河と火山の国アイスランドのポストロック・バンド、VAR。
バンドの紅一点メンバーのMyrra Rós(Key, Vo)が脱退し、4人編成バンドとして新たなスタートを切って間もなく制作された今作。
シンセサイザーが作り出す幻想的で透明感溢れるアンビエント・サウンド。
優しげで透明感に満ちた歌声、メランコリックで悲壮感に溢れつつも、どこか心安らぐメロディー、ひんやりとした肌触りで幻想的なアンビエント・サウンド、エモーショナルで荒々しいフィードバック・ギター、静寂と激情を併せ持もつVARの持ち味はそのままに、よりダイナミックでソリッド感が増した印象。
Myrraの脱退のダメージを感じさせるどころか、よりバンドとしての成熟、進化が顕著に現れた秀逸な作品に仕上がってます。
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