アイスランドの人気アーティスト【Sin Fang】の新作は、大切な場所へ別れを告げるメランコリック・アルバム。

シーベアのバンドメイトであるソーレイと、ムームのオルヴァル・スマウラソンとのコラボレーション作品『Team Dreams』（2018年）をはさんでリリースされる3年ぶりとなる5thアルバム。

レイキャヴィックの家賃の高騰によりいまは閉店してしまったダウンタウンのスタジオにて、シン・ファンたったひとりで製作。長年様々なレコーディングを行なってきた思い入れのある場所での3週間にわたる最後のレコーディングで生まれた、ほぼインプロヴィゼーションのジャムセッションを元にした9曲。

これまで、ローファイ・インディー、ドリーム・ポップ、エレクトロニカ、アンビエントと様々なジャンルを作品ごとに横断する彼が、史上最高にメランコリックな作品を作り出した。

アイスランドらしい叙情的な部分もありながら、キャッチーなメロディーと豊潤なテクスチャーで作り出すメランコリックなサイケポップ！

Sin Fang 『Sad Party』