当店でも人気の1965年生まれ、旧東ドイツ出身のピアニスト、作曲家、編曲家【Henning Schmiedt(ヘニング・シュミート)】
クラシックにもジャズにもあてはまらない彼のピアノ。
現代的なエレクトロニクス・音響処理なども用いてますが
ポスト・クラシカル~アンビエントとも一線を画してます。
そんな、Henning Schmiedtの、ロングセラー作品5作品をご紹介!
Henning Schmiedt 『Klavierraum』
ピアノ・ソロ作品1作目となる本作は「妊娠中の奥さまが心地よく過ごせるように」との想いからつくられた愛情あふれるピアノ小品集。曲名も「240g mihl(小麦粉)」「20g zucker(砂糖)」「110g butter(バター)」などお菓子を作る材料の曲順ではじまり、やがて産まれてくる赤ちゃんへのあいさつのように「Hallo」という曲で締めくくられているのもとても可愛らしく微笑ましい。
Henning schmiedt 『Wolken』
妊娠中の妻に捧げら れたというパーソナルな前作『Klavierraum』に比べ、定評ある爽やかで透明感あふれるフレーズはそのままに、より開放的で温かさ溢れる作品に仕上がっています。
Henning Schmiedt 『Spazieren』
ソロピアノ3作品目となる本作『Spazieren』は2010年冬にベルリンのスタジオで録音。これまでの作品の中でも、最もシンプルに、まっすぐに紡がれたメロディーの数々。『散歩』というタイトルからも想像される通り、柔らかな春の日差しを連想させる爽やかなピアノの旋律、小気味良いテンポ感溢れる小曲集となっています。
Henning Schmiedt 『Schnee』
多彩なエレクトロと音響処理を取り入れ、「schnee=雪」のタイトル通り幼い頃の雪を目の前にした時の高揚感と空気感を繊細なピアノと透明感溢れるメロディで再現したアルバム。
2013年に日本全国11都市で開催されたHenning Schmiedt Japan Tourにて、ツアー中にミックスされ、限定販売されたEP『Schnee(=雪の意)』。その世界観を広げたアルバムが今作。
Henning Schmiedt 『walzer』
ワルツのリズムを軸にして、ステップを踏むように、流れるように瑞々しいメロディーの数々が舞い踊る。あるカップルのために書かれたというウェディングソング「hochzeitslied」など、ピアノの部屋に戻ってシンプルな旋律の強さに向かい合って作ったという、切なくノスタルジックなアルバム。
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