映画『君の名前で僕を呼んで』のサウンドトラックに参加し、主題歌となった「Mystery of Love」がアカデミー賞歌曲賞にノミネートされ話題となったUSインディフォーク界の重鎮【Sufjan Stevens】
前作『Carrie & Lowell』から約5年半ぶりとなる新作をリリース。
6年前に書かれた楽曲「America」を再レコーディング。
この曲をアルバムのテーマのテンプレートとし、『The Ascension』の残りの曲を書き、ドラム・マシンと少しのシンセを使って、その素材のほとんど全てを自らの手で自らのコンピューターに記録して制作されました。
「最初にこの曲を書いた時、僕はその曲に驚いてしまった。なんだか意地の悪い曲で、『Carrie & Lowell』の他の曲から遠く離れてしまっていると感じたんだ。だから、僕はこの曲を棚上げした。しかし、数年後、デモを掘り下げたとき、僕はその曲の素晴らしさに衝撃を受けた。もはやそれを却下しておくことが出来なくなった。当時の自分は気付くことが出来なかったとしても、この曲は予言的で真実である何かを示していた。その時、僕は次にやらなければならないことへの明確な道を見ることが出来た」と Sufjan は語る。
“青々として声明的なポップ・アルバム”と本人が語っているように、メッセージ性が高い作品に仕上がっています。
「このアルバムに対する僕の目的はシンプルだった。自分の周りの世界を問質す。信憑性に欠けるものに対しては質問する。全ての出鱈目を根絶する。解決に参加するか、そこから退出する。自分らしく、事を複雑にせず、進み続ける」
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