6時間を超えながら「ひとつの作品」だと見なされていた『NTS Sessions.』とは対照的に、現在のエッセンスを注ぎこんだ【Autechre】の新作が登場!


6時間を超えながら「ひとつの作品」だと見なされていた『NTS Sessions.』とは対照的に、11曲のトラックに現在の【Autechre】のエッセンスを注ぎこんだ新作!


1992年、Warpがテクノ・ミュージックの新しいあり方を提示したコンピレーション『Artific ial Intelligence』への参加で注目を集め、翌1993年に1stアルバム『Incunabula』で鮮烈な印象をシーンに与え、さらに翌1994年の『Amber』で大胆な実験に乗りこんだオウテカは、以来IDM/エレクトロニカを代表するアーティストであり、孤高の存在であり続けている。IDM/エレクトロニカがさらなる変容を見せた2010年代にあってなお、『Oversteps』(2010年)、CD2枚組『Exai』(2013年)、自分たちのサイトからリリースしたCD5枚組『elseq 1-5』(2016年)、そしてCD8枚組LP12枚組の超大作『NTS Sessions.』(2018年)と、その勢いは衰えるどころか増幅。


ポップ・ミュージックがより手軽なものとなり生活のBGMへと後退していく時代に、彼らはあくまでもリスナーに能動的な聴取体験を促す。音の進化を止めないということにおいて、そして、音楽を消費することに徹底的に逆らうことにおいて、オウテカはけっして変わらない。『SIGN』はその最新の成果であり、音楽に対して人間が能動的であり続けることの信頼である。





Autechre 『SIGN』



新作『SIGN』をリリースしたばかりの【Autechre】が、新たに新作『PLUS』のリリースを突如発表!

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