80年代に知る人ぞ知る傑作を残してきた、ニュー・エイジ〜アンビエントの伝説的存在である盲目の電子音楽家【Pauline Anna Strom】のおよそ32年ぶりとなる新作!


先日惜しくも他界した、80年代に知る人ぞ知る傑作を残してきた、ニュー・エイジ〜アンビエントの伝説的存在である盲目の電子音楽家【Pauline Anna Strom】のおよそ32年ぶりとなる新作!


ニュー・エイジの黎明期に神秘的なサウンドの『Trans-Millenia Consort』で登場し、1982年から1988年にかけて素晴らしいアルバムの数々をリリースしていたものの、熱心なマニア以外にはそれほど認知はされていなかった。しかし近年のニュー・エイジ・リヴァイヴァルで発見・再評価が進み、RVNG Intl.が2017年に80年代にリリースした音源からコンパイルした編集盤『Trans-Millenia Consort』をリリースし話題となり、Resident Advisorが選ぶ「2010年代の最重要リイシュー作」の1枚として選出。



40年近く住んでいたサンフランシスコのアパートで制作されたという本作は遠い時代の万華鏡のようなエコーを受け入れながら、想像の世界の広がりと微細さを屈折させる音楽の集合体。ハードウェアの周波数と、レコードの有機的なトーンの領域での自然の出現との共生を明らかにし、原始的な形状のメロディックなパルスを融合。原初的なエネルギーを未来へと誘うサウンドに注ぎ込んでいくようなスピリチュアルかつ幻想的な世界観に引き込まれる。



本作『Angel Tears in Sunlight』は制作中に他界した親友ジョン・ジェニングスに捧げられており、この作品のタイトルは、永遠のスペクトルの中で一緒に崩壊した人生と喪失の処理の総体を反映した作品。





Pauline Anna Strom 『Angel Tears in Sunlight』

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