ポップでエモーショナルなエレクトロニック・ミュージックで人気を集めるロンドン在住の日本人プロデューサー、アンカーソング。
これまでに世界中でツアーを行い、ボノボやDJ KRUSHといったトップ・アーティストともステージを共にし、ジャイルス・ピーターソンやエルトン・ジョンをはじめ、多くのアーティストから支持を得る彼。
友人でもあるブックエンドのポルトガル語の詩をフィーチャーした初のボーカル曲や、ジャズやウドゥ・ドラムの要素、60年代~70年代のブラジル音楽の要素を取り入れるなど、彼自身にとっても新しい試みが数多く取り入れられた新作。
アンカーソングの作家性でもある「ボーダレス・ミュージック」をベースに、複雑なリズムとミニマルでありながら没入感のある豊かな音を融合させ、長い音の旅を創り出している。また、今作においては過去2枚のアルバムにおける特定の場所のリファレンスという切り口から離れ、「自分の頭の中にしか存在しない漠然とした風景」を描く。
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