ロックダウン下の孤独な日々の暗闇の中、音楽でつながることで希望の光を灯した2人のアーティストの邂逅の生々しく美しい記録。
シカゴ出身、NYで活動する現代ジャズ・シーン屈指の男性ヴォーカリスト【Sachal Vasandani】と、フランス生まれ、バークリーを経てやはりNYをベースにするピアニスト/作編曲家【Romain Collin】の2人による歌とピアノで紡がれた希望の光。
静謐さの中に暖かな響きをたたえたサシャルの歌声と、深い陰影を宿したローマンのピアノでロマンティックに紡がれる曲。
ボブ・ディラン「Don't Think Twice, It's All Right」、ビートルズ「Blackbird」、ニック・ドレイク「River Man」、アビー・リンカーン「Throw It Away」から、ハリー・スタイルズ「Adore You」、ルイス・キャパルディ「Before You Go」まで。
幅広いレパートリーと印象深いオリジナル曲がインティメイトな響きとともに吹き込まれた作品。
ピアノと歌という極めてシンプルな構成ながら、とても深みを感じる作品です。
こういう温もりを感じる音楽が、今の時期に必要なのかもしれません。
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