ロンドン東部、ニューハム出身のビートメイカー/プロデューサー兼作曲家、Alfa Mist。
2015年のソロデビューEPのリリース、また同郷のTom MischとのコラボやEmmavieとのプロジェクト等を経て、自主配信のみで発表されたいた今作を世界初CD化。
このジャケットからしてもう間違いない一枚!
映画音楽に入れ込みAvishai CohenとJ Dillaをオールタイム・フェヴァリットに挙げる彼。
地元に息づくグライムやヒップホップを肌で感じながらも、映画音楽を嗜好する彼自身の特異な感性がストーリー性の強い楽曲に昇華。
印象的なアートワークを手がけたKaya Thomas-Dykeによる歌唱M④、Alfa本人による語り/ラップもあり、ゴージャスでありながらエキゾチックで濃密なプロダクションはジャズという枠ではハメられない自由度が高いサウンド。
まだ26歳という若さでこの円熟味さえ感じる作品を作り上げるセンスには脱帽します。
新世代ジャズを更新していくアーティストが続々現れている昨今。
間違いなくAlfa Mistもそこの中核を担う存在になるだろうと感じさせる一枚!
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