フォークトロニカのパイオニア的な存在として知られ、エレクトロニック・シーンをリードする Kieran Hebdenによるソロ・プロジェクト【Four Tet】
それぞれが約20分という長尺トラック「Morning」、「Evening」の2曲のみを収録した前作『Morning/Evening』以来、約2年ぶりとなる通算9作目となるアルバム。
「10ヶ月をかけて作曲をしていた」と語るように長い時間をかけて制作された新作。
通常のアルバム形式のリリースは久しぶりな感じですね。
Four Tet 『New Energy』
1997年にポストロック・バンド、Fridgeのギタリストとしてデビュー。ソロ名義のFour Tetとして名門レーベル"Domino"などから8枚のアルバム作品を発表。RadioheadのリミックスやNeneh Cherryの作品『Blank Project』のプロデュース、Omar Souleymanの楽曲プロデュースなど多岐に渡る活動をみせ、特にトム・ヨークからは絶大な信頼を得ています。
2015年にリリースした前作『Morning/Evening』は、中東ではお馴染みの民族舞踏"ダブケ"をダンス・ミュージックに昇華させたシリアのスーパースターOmar Souleymanとのコラボの影響からか、中東の民族音楽の影響が色濃く出た作品でした。
今作は原点回帰のような、これぞFour Tetなメランンコリックな絶品のメロディーが散りばめられた傑作に!
既に17万回以上の再生回数を誇るメランコリックな「Two Thousand And Seventeen」
先行で12"でもシングルカットされデジタルでもリリースされていた「SW9 9SL/Planet」
そして今回発表された新曲「Scientists」
Four Tetの傑作盤と言われている『There Is Love In You』に匹敵しそうなほどの、アシッドでメランコリックなエレクトロニック・ミュージックが聴ける新作!
ファンはもちろん、今まで未聴の方にもおススメです!
Four Tet 「New Energy」
⇒ http://morerecords.jp/?pid=122868843
<こちらもチェック!>
フォー・テットのプロデュースによるNeneh Cherryのソロ名義としては18年振りとなったアルバム!
Neneh Cherry 「Blank Project」
ワイルド・バンチやボム・ザ・ベース、初期のマッシヴ・アタックとも深い関わりを持ち、ブリストルやUKアーバンのシーン形成に多大な貢献を果たした重要人物Neneh Cherry。
パンク、ファンク、ジャズとベース・ミュージックをいとも容易く往来しながら、オルタナティヴで、全くオリジナルかつスリリングなポップ・マジックを編み出すことに成功!
0コメント