ジャズ・ピアニストとしてヨーロッパのフェスティバルに招待され多くの受賞歴を持つ、ノルウェーのピアニスト/作編曲家【Eyolf Dale】の、ピアノ・トリオ作品。
エイヨルフ・ダーレは、ノルウェー音楽アカデミーでパフォーミングジャズと即興について、ECMの諸作でお馴染みミシャ・アルペリンヨン・バルケらに師事。
その「新しい室内楽」に通じる世界観はECMやミナス新世代、中島ノブユキにも通じ、日本でも好事家のあいだで話題に。
アルバム・タイトル『Wayfarers(旅人)』が示すとおり、これから始まる旅のまばゆい未来を感じさせる冒頭のタイトル曲から、旅人が立ち止まり、観察し、塾考する旅路の過程が表現されています。それぞれの場面や感情の起伏を捉え、得たイメージから構築された楽曲は、深い部分で曲想を共有したトリオの変幻自在の演奏により豊かな陰影を与えられます。
北欧のフォーク、クラシック、ジャズの影響を受けた音楽で、旅人が感じる心情を豊かに表現する一つのストーリーのような作品となっています。
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