ロバート・プラントやブライアン・イーノ、トム・ヨーク、ジャック・ホワイトといったアーティストが絶賛し、グラミー賞も受賞、サハラ砂漠西部のトゥアレグ族によって結成され、 “砂漠のブルース”と称される唯一無二のスタイルで世界を魅了する【TINARIWEN】の4年ぶり新作。
すでに伝説的なキャリアを築き上げているティナリウェン。彼らにとって9枚目となるスタジオアルバムは、トレードマークである砂漠のブルースと、古き良きアメリカのカントリーミュージックの間に共通する感覚を追求。
U2やボブ・ディラン、エミルー・ハリス、ピーター・ガブリエル、ウィリー・ネルソンら大御所を手掛けるダニエル・ラノワのプロデュースも加わり、バンド特有のギターラインと催眠的なグルーブが、バンジョー、フィドル、ペダルスティールギターとシームレスに共存。
先史時代の洞窟壁画で知られるユネスコ世界遺産のタッシリ・ナジェール国立公園内にあるアルジェリア南部の砂漠のオアシス、ジャネットでアルバムの下地を作ることを決めた。ギザギザの岩肌とドラマチックな砂岩の景色の中で、ティナリウェンは同じトゥアレグ族のバンド、イマルハンの機材を借りて、テントの中に即席のスタジオを構えた。
コルベットとカプリンはナッシュビルでレコーディングを行い、そしてカビル族のパーカッショニスト、アマール・シャウイはパリでレコーディングを行う形で参加し、ラノワはロサンゼルスのスタジオから巧みなタッチを加えた。ラノワによるペダルスティールギターとプロダクション・テクニックが、ティナリウェンのトランシーなサウンドに、草原な荘厳な雰囲気を与え、カプリンはペダルスティールギターとバイオリン、バンジョーで6曲に参加している。
西アフリカの伝統音楽と数十年を経て様々なアーティストと交流して吸収した唯一無二のスタイルで世界を魅了する。
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