こちらではスタッフが個々に選んだ2023年の5枚をご紹介します!
2023年に人気だった作品をモアレコ独自の年間ランキングはこちら。
☞ 『more records ALBUMS OF THE YEAR 2023』
橋本(tak)編
Yussef Dayes
『Black Classical Music』
イギリス出身のマルチ演奏者であり、UKジャズ・ムーブメントに火を着けたキーマンもある、ユセフ・デイズがリリースした待望のソロ・デビュー作。
『Black Classical Music』というタイトル通りにBlack Musicの歴史を辿るような流れ。
一枚のアルバムを聴いているとは思えないほど豊かな作品。
Supershy 『Happy Music』
トム・ミッシュのデビュー後、こぞって現れた「ライク・トム・ミッシュ」
お腹いっぱいなムードに、当の本人は次どうするんだろう。。という心配ご無用!な完全ダンスミュージック作品をリリース。
フレンチ・ハウス、フィルター・ハウス辺りを披露する今作は改めて懐の深さを感じさせることに。何も考えずにただただ心地よい「音」を感じられる、タイミングもバッチリ!
Sun's Signature
『Sun's Signature』
コクトー・ツインズのヴォーカリスト、エリザベス・フレイザーとパーカッショニスト、デーモン・リースによるプロジェクト、サンズ・シグネチャー。
2022年のレコード・ストア・デイにリリースされたセルフ・タイトルEPのスペシャル・エクステンデッド・エディションがめでたくCD化。
マッシヴ・アタックの名曲「Teardrop」のヴォーカルとドラムを担当したお二人。マッシヴファンなら外せません。
Little Simz
『NO THANK YOU』
昨年12月にサプライズ・リリースされ、大きな賞賛を集めていた『NO THANK YOU』がフィジカルリリース!
数々の賞を獲得してその地位を確立した彼女が、守りに入らずさらに加速していく姿が心地よい。
Triptides 『Starlight』
西海岸サイケデリアの伝統を継承する南カリフォルニア拠点の新世代のバンド Triptides の新作。これまでもジャンルの壁を行き来して様々な作品を作り上げてきたTriptidesの今作は完全にツボでした。
「何かっぽい」と思いながらも、「これだ!」がまだ出ないでいます。。
<番外編>
Kanye West『Late Registration』
カニエ・ウェストの2005年にリリースされた2ndアルバム。
今年は、なぜかこれを聴いていました。
最近は「イェ」さんになり、よく分からない感じになっていますが、この当時の才能は素晴らしかった。。
Alicia Keys 「You Don't Know My Name」のプロデュースなど、その才能は高く評されていただけに。。
穴原(yuco)
Afternoon Bike Ride 『Glossover』
日系カナダ人ソングライター Lia Kurihara を中心とするインディー・フォーク・トリオ、Afternoon Bike Ride の2ndアルバム!
温もり溢れる繊細なアコースティック楽器とローファイビートに、洗練された複雑なプロダクション、素晴らしく魅惑的なヴォーカルの絶妙なバランス!ヴァラエティに富んだ楽曲たちの中でも『For the Breakdowns』はベストソング!
CD化してほしい!の思いが伝わり日本限定盤CDリリースにつながったことがとてもうれしかった。ポスト・ジャンル時代にひっそり生まれた傑作です!!!
Ana Frango Elétrico
『Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua』
まだ26歳ながらグラミーに名を刻むブラジルはリオのシンガーソングライター Ana Frango Elétrico の3rdアルバム!
ファンク、ディスコ、ブラジリアン・ブギーの伝統からマック・デマルコやストレンジャーシングスにまでインスパイアされた最高に突き抜けたグルーヴィーなサウンドと、このハスキーヴォイスはもはや反則級!
2歳のオンニャノコもトラにゾッコン!
Enji 「Ulaan」
モンゴル出身ドイツ・ミュンヘン在住のシンガーソングライター Enji の3rdアルバム!
モンゴルの伝統声楽オルティンドーのプリミティブな響きを持った独特のヴォーカルスタイルに、クインテットの控えめな演奏が寄り添った、とっても温かくエレガントな空気感。伝統音楽とモダンなアプローチの融合は大好物です!
Yaeji『With a Hammer』
韓国系ニューヨーカーの次世代ポップ・アイコン、Yaeji のデビューアルバム!
カオスなほどにジャンルの壁を打ち破り、ロリータヴォイスで畳みかける超爽快なDIYポップ・ミュージック!だけどしっかり心地よくてクセになる、スルメ・オブ・ザ・イヤー!
Steve Gunn & David Moore
『Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet』
RVNG INTL.の新コラボレーション・シリーズ第1弾としてリリースされた、Steve Gunn と David Moore(Bing & Ruth)のインストゥルメンタル・コレクション!
ナイロン弦ギターとピアノが掛け合う瞑想的なアンビエンスが、ゆったりとした時間軸へと誘い、日常の風景も映画のシーンのように。(ここは大宮第三公園?!)
そしてそして、来年早々の楽しみといえばコレ!!
準備も万端!
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