2001年にオーストラリアの電子音響レーベル<MEGO>からリリースした絶対的名盤との誉れ高い3rdアルバム『ENDRESS SUMMER』で一躍、その評価を揺るぎないものにした【FENNESZ】ことChristian Fennesz。
これまでに、デイヴィット・シルヴィアン、坂本龍一、YMO、大友良英からスパークルホースやマイク・パットンに至るまで、多岐に渡るアーテイストとコラボレートして来た彼が、古巣<Editions MEGO(旧MEGO)>からリリースした前作『Bécs』以来、約5年ぶりとなる新作を遂にリリース!
こちらからアルバムの4曲をメドレーで試聴できます。
名門<Touch>からリリースされるフェネス通算7作目となる『Agora』(ポルトガル語で「今」を意味)。
フェネスは今作でもデジタルミュージックの新たな領域を開拓。グリッチノイズ、アンビエント・ドローン、大胆に加工されたギター。
ロマンティシズム、センチメンタリズムに溢れ、そこにはポップネスも同居する。
比類なきセンスとバランス感覚をも大胆かつ繊細に融合して、圧倒的に美しいサウンドスケープを構築。
「単純な話なんだ。ちゃんとした作業ができるスタジオを一時的に失ってしまって、すべての機材を自宅の狭いベッドルームに移動しなくてはならなくなったんだ。そこでこのアルバムを録音したんだ。すべてヘッドフォンで作ったんだよ。最初はかなりフラストレーションがたまる状況だったんだけど、その後、1990年代にはじめてレコードを作った頃に戻ったように感じられたんだ。結局のところ、刺激的だった。ほんの少しの機材しか使ってないんだよ。自由にできるすべての機材や楽器を接続する勇気すら持てなかった。手元にあったものだけ使ったんだ」とフェネスは語っています。
日本盤のみのボーナス・トラック1曲収録して先行リリース!
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