70年代初頭よりContinuous Musicを追求してきたウクライナのピアニスト/作曲家【Lubomyr Melnyk】
約3年振りとなるフルアルバムを自身の70回目の誕生日となる12/7にErased Tapesよりリリース。
連続する音、切れ目のないピアノの音を出す為に独自の演奏法を編み出し、ミニマル・ミュージックや現代音楽に多大な功績を残している。
迅速かつ複雑な音符のパターンを使用しながらメロディーを形成するピアノ・サウンドは神業の域。
ミニマル・ミュージック・ファンのみならず、現行エクスペリメンタル・リスナーをも虜にする印象的なピアノ。
過去40年間クラシック音楽界で不遇の時代を過ごしていた男がピーター・ブロデリックとニルス・フラームに出会い完成させたピアノサウンドの新たな提示。
1秒間に12音かなでる独特に編み出した演奏法”コンティニアス・ミュージック”はただ早いだけでなく滑らかに連続して行くサウンドにライヒやテリー・ライリーの”In C”からの影響も感じさせる。
彼が生み出したContinuous Musicと言う演奏方法は、聴くものにドラマチックな印象となって降りかかってくる。
この独特の演奏方法はルボミール・メルニクが生み出したポストクラシカル/アンビエントシーンにおいて最高の発見かもしれません。
今作では、いままでにピアノ作品を引き続きつつプロデューサーにErased Tapesの創始者Robert Rathsを迎え、Anne Müller、ハチスノイト、David Allredが参加。自身曰く、過去最高傑作の完成といえる作品が完成。
Lubomyr Melnyk 『Fallen Trees』
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