ロバート・グラスパー、クリス・デイヴに続くNYジャズ・シーンの最前線を行く新たな大器【Kassa Overall】。
2枚目となる新作がジャイルス・ピーターソン率いる<Brownswood>よりリリース!
シアトルで育ち、ブルックリンで暮らすカッサ・オーバーオールは、ジャズ・ミュージシャン、MC、シンガー、プロデューサー、そしてドラマー。
「最近、自分のことをバックパック・ジャズ・プロデューサーだと思い始めたよ。ジャズ・ミュージシャンでバックパック・ラッパーで、ベッドルーム・プロデューサーを足した感じ。ベッドルーム・プロデューサーは大抵ひとりでじっとこもっているものだだけれど、バックパック・プロデューサーは協力的で移動型で、僕らの音楽の伝統である“即興”の真の意味を完全に捉えている。僕のスタジオは常に僕と一緒に移動しているから、いつどこにいても自分のペースで取り組むことができるんだ。」
- Kassa Overall
と語る彼の新作には、ジョエル・ロス、ビッグユキ、モーガン・ゲーリン、ユリウス・ロドリゲス、メラニー・チャールズ、セオ・クローカー、ブランディー・ヤンガーといった有望な若手や定評のあるプレーヤー達が集い完成。
ヒップホップ、ジャズ、そして即興のエッセンスが見事に融合して更新していく作品。
前作のデビュー作『Go Get Ice Cream and Listen to Jazz』では、アート・リンゼイをはじめ、セオ・クロッカー、故ロイ・ハーグローヴらが客演るなど自由な発想力を魅せたKassa Overall。
Terri Lyne Carringtonの最新作『Waiting Game』ではラップを披露。
自称「バックパック・ジャズ・プロデューサー」の新作は、その自由度を増した印象です。
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