ピアニスト【Iwamura Ryuta】大好評だった読書ための音楽「Reading to Hear」に続くシリーズの最新作は「雨」をテーマにした『Raining to Hear』!



東京に夜、雨が降る。

豊かな雨

やさしい雨

重たい雨

したたる雨

絶え間ない雨

途切れる雨

刺すような雨

恵みの雨

この曲集の標題にある雨の降りよう。




モアレコでも大好評だった、『Reading to Hear』に続き、人気イラストレーター Noritake 氏のジャケット・デザインが目を惹く最新作は、「雨」をテーマに作られた『Raining to Hear』


シンプルで穏やかなピアノ、そしてその音の隙間に本のページをめくる余地を与えているかのような前作『Reading to Hear』。今作ではその隙間にさまざまな雨音やノイズが収められています。

エリック・サティ「家具の音楽」は「意識的に聴かれることのない音楽」というコンセプトを持つと言われていますが、さてこの作品を聴いた時、ピアノの音に耳をすましつつも、聴きとろうとしているのは、音楽を背景にした「雨音」なのかもしれません。





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◆ Iwamura Ryuta [岩村竜太]

新潟市出身、東京在住。作曲家、ピアニスト。

音楽の"断片"で構成された 24 調のピアノ小品集「Sunday Impression」「MondayImpression」、"聴く"ために"読む"という逆説的タイトルのピアノソロアルバム「Reading to Hear」、フィルム・ミュージック的なアプローチの「Tokyo Reminder」など常に音楽と、その聴取のあり方を問いかける作品を発表してきた。

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