その圧倒的なまでにオリジナルなサウンドでゼロ年代を代表するアーティストとして君臨する【Burial】が、実に15年ぶりとなる長編作品『Antidawn』をリリース!
2006年の傑作デビュー・アルバム『Burial』、そして「今世紀の最重要エレクトロニック・ミュージック作品」として最大級の賞賛を獲得した2007年の2ndアルバム『Untrue』という2つの金字塔を打ち立て、未だにその正体や素性が不明ながらも、多くの音楽ファンを魅了し、また多くのアーティストに影響を与えてきたBurial。
ライブも行わず謎が多く正体不明のまま、活動をしながらリリースするその作品だけで音楽シーンを圧倒して来ました。
『Untrue』以降は、主に12"作品が多く、自身のオリジナル作品に加え、トム・ヨーク、フォー・テットとのスプリット作品やマッシヴ・アタックとのコラボレーションを発表していたが、長編作品としては『Untrue』以降初となる作品が登場。
レーベルの〈Hyperdub〉から発信されたメッセージがこちら。
『Antidawn』はブリアルの音楽を気化させる。
この作品は、混乱したつぎはぎのようなソングライティングと、不気味なオープンワールドゲームの環境音との間に存在する領域を追求する。
そこにある中間地帯では、歌詞が歌よりも優先され、孤独なフレーズが霞を彩り、荒々しく断片的な構造が時間の歩みをスローダウンさせる。
『Antidawn』は、冬の都市のストーリーのようで、何かが聴くものを夜の世界へと誘う。その結果、心地良さと不穏さが同居し、冷気の中に静かで不気味な光を生み出す。ひとたび「悪い領域」に達すれば、呼吸すら奪われてしまう。そして、時が止まる。
Burial 『Antidawn』
こちらの<Resident Advisor>によるBurialの作曲解説動画が興味深いですよ!
『Untrue』以降テン年代にブリアルがに残した足取りを網羅したコレクション・アルバム。
Burial 『Tunes 2011-2019』
ダークでメランコリック、そしてソウルフルなダブステップの歴史的名盤!
BURIAL 『Untrue』
ダブステップというジャンル・イメージを決定づけたデビュー作。
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