前作から約2年ぶりとなる【岡田拓郎】の新作は、石若駿、カルロス・ニーニョ、サム・ゲンデル、ジム・オルーク、細野晴臣、ネルス・クラインなど豪華アーティストが参加!


前作『Morning Sun』以来約2年ぶりとなる【岡田拓郎】の新作。


コロナ禍の2年の歳月をかけて制作された今作は、まず参加アーティストに圧倒されます。


石若駿 / 大久保淳也 / カルロス・ニーニョ / 香田 悠真 / サム・ゲンデル / 鹿野洋平 / ジム・オルーク / ダニエル・クオン / 谷口雄 / ネルス・クライン / 細野晴臣 / 増村和彦 / マーティ・ホロベック / 山田光


このラインナップを見れば、まず間違いないことは想像出来ます。


ドラマーの石若駿らとの即興演奏の成果を「素材」として一旦持ち帰り、エディットを施した上、更に様々なミュージシャンに対してその上で即興的な演奏をするよう指示。ジム・オルーク、ネルス・クライン、サム・ゲンデル、カルロス・ニーニョ、細野晴臣という錚々たる音楽家たちによってリモート収録されたデータを受け取った岡田は、それらを再びエディットし、コラージュし、自身と各人の演奏を混ぜ込んで制作。


石若駿、サム・ゲンデルが参加した、ジョン・コルトレーン「A Love Supreme」のカバーを



アーティストの即興演奏をテオ・マセロ、ジム・オルーク、トータスらを現代的に解釈した編集術で昇華させる術は圧巻。


「ポップソング」のあり方を形作っているメタ的な構造それ自体を検分し、ダイナミックに再構築する一枚。




岡田拓郎 『Betsu No Jikan』

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