アイスランドの歌姫【björk】の、5年ぶりとなる10枚目のアルバムは"ガバ"を散りばめたバイオロジカル・テクノ!


来日公演も決定したアイスランドのアーティスト【björk】、5年ぶりとなる10枚目のアルバムをリリース!


タイトルとなった『Fossora』は、ラテン語の「掘る人」の女性版。

「この言葉は私が作ったものだ。 (掘る人、掘られる人、掘る人)の女性語だ。 つまり、「掘る人」(地中)という意味」

だそうです。


ビョークは、作品をリリースするまでどんな音楽になっているのか?

まったく想像が付かないアーティストの一人。


新作のテーマは「ガバ」。

「ガバ」とは、BPMの速さとキックの激しさが特徴的なハードコアテクノの一つ。

今作には、インドネシアのガムランガバユニット、Gabber Modus Operandiが参加しています。

Gabber Modus Operandiは、ブレイクコアからガバ、ガムラン音楽にレイヴ・ミュージックをごちゃ混ぜにしたサウンドでアンダーグラウンドで人気のユニット。

ここに目をつけるのも何ともビュークらしいです。


なかなかのカオスです。



今作は、そのままガバになっているのではなく、バスクラリネットの六重奏を多用して、ガバ・ビートを散りばめる独特の世界観となっています。



ボルチモア出身でロサンジェルスをベースに活動するエクスペリメンタルR&B・アーティストSerpentwithfeetことJosiah Wiseとの楽曲や、ビョークの息子Sindriと娘Isadoraがバックヴォーカルで参加した曲も収録。





Björk 『Fossora』

0コメント

  • 1000 / 1000