モンゴルの伝統的民謡オルティンドーとジャズを融合させたシンガー・ソングライター【Enji】待望の新作!
新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけにした深い自己内省をもとにした2021年リリースの2ndアルバム『Ursugal』が絶賛されたエンジことエンクヤルガル・エルケムバヤル(Enkhjargal Erkhembayar)。
労働者階級の末娘としてユルト(遊牧民族の円形型移動テント)で育つ。両親からモンゴルの民謡や舞踊の伝統を学び、オルティンドーという、ホーミーと並び遊牧民族モンゴル人を代表する歌唱法を教わった。
ミュンヘンのジャズ・クインテット、フェイザーのポール・ブランドルのギター、モンゴル人コントラバス奏者ムングントフ・ツォルモンバヤル(Munguntovch Tsolmonbayar)のコントラバスと、彼女のヴォーカルによる盤石のトリオに加えて、本作『Ulaan』ではブラジル出身のドラマー、マリア・ポルトガルと、クラリネット奏者、ジョアナ・ケイロスが参加したクインテット編成によって、地に足の着いたフォークと陰鬱なジャズの融合を生み出す。
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