人間と自然を調和させる現代アンビエント・シーン最注目の存在【Green-House】の<Leaving Records>から3作目の「エコ・アンビエント」作となる2ndアルバム『A Host For All Kinds of Life』がリリース。
EP『Six Songs for Invisible Gardens』、1stアルバム『Music for Living Spaces』がロングセラーを記録するGreen-Houseの新作。
Olive Ardizoniが立ち上げたプロジェクトで、現在はMichael Flanagan(デザイナーでもあり、これまでのGreen-Houseの作品のアートワークも手がけている)をフィーチャーしたデュオとして活動しているGreen-Houseが、Leaving Recordsから3作目のリリース。
このアルバムは、環境変化/劣化に対する反応として個人が経験する憧れや苦悩である「ソラスタルジア」(自分のなれ親しんだ土地が戦争や環境破壊で変貌してしまうのではないかという苦悩や哀愁)という半流行のコンセプトを扱っている。深く根付いた、政治的根拠を持つ楽曲群で、明確な構造、勢い、揺らぎを持つサウンドを特徴としている。リスナーには、ゆっくりとした時間を過ごし、自分を見つめ直し、周囲の人間だけに止まらず世界に耳を傾け、これから起こる不確実性を踏まえて勇気と喜びを集めるよう促している。
Green-House 『A Host For All Kinds of Life』
同発で、2022年にLeaving Recordsからカセット/デジタルでリリースしていた4曲入りEP『Solar Editions』が日本限定でCD化。
2021年〜2022年の間に録り溜められていた未発表曲、レア音源のコレクション。
これらの音源も最新アルバム同様にMichael Flanaganをフィーチャーしたデュオでの録音で、架空のデパート、ウェンディ・カルロスにインスパイアされたヴァーチャル・クラシカル、サウンドスケープ・スライス。クラウトロックを想起させるアルペジオとスペーシーなシンセがレイヤードされ浮遊し、高揚していく、メロディアスで心地よくも没入感のあるコズミック・ニューエイジ・アンビエント・サウンド。
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