ジョニ・ミッチェルやシビル・ベイヤー、ヴァシュティ・バニヤンを思わせるオーストラリアはメルボルン出身のSSW/マルチ・インストゥルメンタリスト/画家【Lucy Roleff】


メルボルンのフォーク・アーティスト、ルーシー・ロレフ。

ドイツのレーベル  oscarson からリリースされた2ndアルバムとなる今作は、Warp Recordsの元A&Rを中心にロンドンと東京をベースに設立されたクリエイティブ集団 blackmaps からソロデビューし、エリオット・スミスとも比較される Pascal Babare が全面的に参加。

ルーシーが奏でる36弦のケルト・ハープとクラシック・ギターの流麗なフィンガーピッキング、凛とした歌声を中心にミニマムな編成で穏やかな時間を提供してくれます。ジョニ・ミッチェルやシビル・ベイヤー、ニコ、ヴァシュティ・バニヤンなどの系譜で長く愛聴したい作品です。



ドイツのオペラ歌手だった父親の影響で、クラシック音楽やトラディショナル・フォーク・ミュージックの英才教育を受けた彼女は絵画にも精通しており画家としても活動。ジャケ買いしたくなる今作のジャケットは彼女自身が描いた絵画を起用してます。



Lucy Roleff

『Left Open in a Room』



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Lindsay Clark 「Crystalline」


Lucy Roleff のレーベル・メイトでもある Lindsay Clark の新作。

バート・ヤンシュ、ジョン・フェイヒー、ジョニ・ミッチェル、そしてニック・ドレイクなど彼女に影響を与えたフォーク・ギタリストに捧げられた穏やかなフォークソング集。

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