ネオ・クラシックからジャズ、アヴァンギャルドとジャンルを行き来するピアニスト【Martin Kohlstedt】と70人の合唱団とコラボしたライブ感溢れる作品。


ネオ・クラシックからジャズ、アヴァンギャルドまで、ジャンルの境界線を流麗に行き来するドイツ出身の作曲家/ピアニスト/プロデューサー【Martin Kohlstedt】


2012年の『TAG』そして2014年の『NACHT』と2作のソロ・ピアノ作を発表し、2017年にはエレクトロな要素を取り入れた『STROM』をリリースして高い評価を受けた。


今作『STROME』は、Martinが70人からなるライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団とコラボレートしたライヴ感溢れる作品。

この作品の中でMartinのピアノは合唱団と共振し、合唱団の音楽監督であるGregor Meyerは、歌手間の感情的衝動を引出し、彼らの身体の中に間接的に動きを作り出している。

またライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団も、伝統的な方法ではなく、新しく、革新的な音楽メソッドを身に着けていったのであった。

ジャンルレスなピアノと合唱団が融合することで神々しいサウンドに昇華し、まるでシャワーのよう降り注いでくる感覚。



それぞれ異なるバックグラウンドを持つMartinと合唱団が本作を制作するにあたって、双方ともかなりの忍耐と、緊張感をもって挑み、その結果、静かな感動を呼び覚ますような作品が生まれた。


ジャンルの境界を越えた流麗な音楽スタイルを持つ、Martin Kohlstedtと確固としたクラシックの伝統をバックグラウンドに持つライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団。それぞれが互いの限界を押し広げ、インストゥルメンタルな要素とヴォーカルを混ぜあわせて組み合わせ、融合させては、互いを高め、新たなサウンドスケープ。


ジャンルを跨ぐピアノと合唱団の組み合わせは、今までにありそうで意外となかったコラボ。「ポストクラシカル」から「ネオクラシック」と名前を変え、自由度がましたサウンドは古き良き伝統と革新によって新しいサウンドとして新鮮に響きます。





Martin Kohlstedt 『Strome』




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