サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツの新生ピアニスト【Carlos Cipa】によるアナログとエレクトロニック・サウンドの融合したポストクラシカル作品。


サティ、ドビュッシーの影響を受けたドイツの新生ピアニスト【Carlos Cipa】

ドイツはミュンヘン在住の若手ピアニスト兼作曲家。ドビュッシー、サティなどフランス近代作曲家の影響を強く受けたという彼のセンスを前面に押し出した、リリカルでメロウなピアノ・ソロ作品。


そこにドローン・サウンド、アコースティック楽器とアナログ・エレクトロニック・サウンドの融合も取り入れた、曇りガラスの向こうで聴いているような独特なサウンド。



始終入り続けるホワイトノイズとアンビエントサウンドにオーケストラの質感を取り入れて制作されたポストクラシカル。


前衛的な美しさと即興からはじまり、これまでの彼のソロ・ピアノ作品が暗示していたオーケストラの資質が際立たされ、徐々にその新アプローチが拡大されていきます。様々な音型が絶妙に繰り返し入り込み、様々楽器間での対話は、高コントラストの変化の相互作用を生み出します。 


きめ細かく緻密に作り上げられたドローン・サウンド、アコースティック楽器とアナログ・エレクトロニック・サウンドの融合。





Carlos Cipa 『Retronyms』

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