静謐なフォーク・サウンドがエキゾに舞う音の旅。バート・ヤンシュからレディオヘッドまで魅了する【Yorkston / Thorne / Khan】の3rdアルバム。


UKフォークのレジェンド、バート・ヤンシュもその実力を認めるスコットランドが生んだグラスゴーのフォーク/シンガー・ソングライター James Yorkston が、サーランギー奏者/シンガー Suhail Yusuf Khan, ジャズ・ダブルベース・プレイヤー Jon Thorneによるトリオ【Yorkston / Thorne / Khan】が3作目となる最新作をリリース。

今回同様<Domino>からリリースされた前作『Everything Sacred』が海外メディアから高い評価を受け、レディオヘッドも魅了された独特なエキゾチック、フォークトリオ。


前作から3年ぶりとなる新作です。



本作はインド古典音楽や舞踊における9つの感情(恋情、滑稽な笑い、悲しみ、怒り、勇ましさ、恐れ、嫌悪、驚き、平和)をテーマに制作。


スコットランド文学の大家ロバート・バーンズの詩を引用しながら、まるでパンチ・ブラザーズがインド音楽を演奏したかのような「Westlin ’Winds」、リフレインされるワードプレイの後ろでたおやかに景色が移ろう「The Shearing's Not for You」など静謐なアコースティック・サウンドとエキゾチックなノスタルジアがほのかに交錯する幻想的なYTKサウンドを9曲収録。


エキゾチックでエスニックな空気感と、トラッド、フォークを混ぜた唯一無二のサウンドは、民族音楽とシンガーソングライターのちょうど中間。

一聴すると"無印良品"で流れていそうな感じですが、そのスピリチュアルなサウンドは聴けば聴くほど圧倒されますよ。





Yorkston / Thorne / Khan 
『Navarasa : Nine Emotions』

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